ホームページ制作会社は、東京都内だけでも1,000社以上あると言われている中、お客様の要望に適った制作会社を探し出すことは困難を極めます。
また最近は、格安・激安を謳った制作会社が多数入り乱れ、「ホームページ制作の適正価格」がどこにあるのか、制作品質についても結果を見なければ、全く判断がつかないというのが実情です。
当ページでは、弊社のホームページ制作理念として掲げる6項目を抜粋してご案内申し上げます。
ホームページ制作会社は、東京都内だけでも1,000社以上あると言われている中、お客様の要望に適った制作会社を探し出すことは困難を極めます。
また最近は、格安・激安を謳った制作会社が多数入り乱れ、「ホームページ制作の適正価格」がどこにあるのか、制作品質についても結果を見なければ、全く判断がつかないというのが実情です。
ここでは、激安・格安のホームページ制作会社の品質は一切無視することとして、ホームページ制作に必要な考え方、また基本的な制作品質や契約締結のあり方など、弊社における制作理念について解説いたします。
つい5年ほど前までは、ホームページ制作会社のホームページには、具体的な制作料金どころか、契約の前提となる約束事(制作規約など)が掲載されることがほとんどありませんでした。
要するに、それまでのホームページ制作には基本的な制作料金の概念がなく、お客様の要望どおりに作ったら3ヶ月間を要したので、結果としていくらになりました・・・という大変アバウトな業界であったことも否めません。
弊社では、開業当初から制作パッケージを設け、明瞭明確なオプション料金をホームページに掲げておりましたが、弊社における「60万円制作パッケージ」が他社では100万円〜150万円程度の設定だったと記憶しております。
また、制作コストに関しましては、昨今10ページ程度のホームページ制作が、10万円程度で完成するような制作会社も存在するようですが、オリジナルデザインのホームページが10万円程度のコストでできるはずがありません。
なぜならば、たとえ10ページのホームページであっても、Webデザイナーが一日かけて制作できるページ数は、デザインイメージだけでも概ね2〜3ページが限界です。実際には3ページが完成するわけではなく、お客様側からの要望を聞きながらデザインを修正、調整する作業があり、その後コーディング(Html化)作業と続きます。
仮に、10万円のホームページが存在するとしたら、40%程度の利益率を考えると6万円のコストで制作する必要があり、3日弱の制作期間しか取れません。
3日間で完成するホームページ品質を、皆さんは本当に信じることができますでしょか?
もし、10万円でできるホームページがあるとすれば、そこには「裏側」があるということを理解しなければなりません。
弊社「60万円パッケージ」(20ページ仕様)のホームページ制作コストは、概ね40万円で20万円が利益となっています。
40万円の人的コストは、延べ20日間の作業期間で費消しますが、実際の納品までの期間は、ちょうど1ヶ月間になります。
要するに、10ページのホームページを弊社では約半月間(15日間)かけて制作している勘定となります。
お客様に対するホームページテキスト作成の助言指導や、SEOの要素、閲覧者の心理分析に基づくデザイン等を、十分に検証しながら丹念に作っていくホームページ品質とは、とても10万円でできるものではないということを、この項では理解いただけると幸いです。
ホームページ制作で使用する構造言語(HTML、XHTMLなど)、表現言語(CSS:スタイルシートなど)の世界標準を定める機関に「W3C」という組織が存在します。
弊社におけるホームページ制作では、お客様に特別な指定がない限り、世界標準の「XHTML」による制作となります。
すでに、各サーチエンジンでは、世界標準言語の使用率を上位表示の評価ポイントとして考慮しはじめているようです。
正しい文法で制作されたホームページは、サーチエンジンに対する「親和性」を持ち、SEO(サーチエンジン対策)の観点からも非常に有効です。
ロボット検索エンジンの1回の巡回で、ホームページのすべてのテキストを、ロボットの負荷もなく読み込めるので、検索結果をいち早く表示出るというメリットがあります。
正しい文法で制作されたホームページこそが、ホームページ制作の基本であるとお考えください。
2004年6月にWebコンテンツの日本の標準規格が制定されております。
WebコンテンツJIS規格は、主に高齢者や障害者及び一時的な障害のある人が、Webコンテンツを利用する際のアクセシビリティを確保し、それを向上させるために、Webコンテンツの企画、設計、開発、制作、保守及び運用にわたってWebコンテンツの提供者及び制作者が配慮しなければならない事項について規定しているものです。
弊社ホームページ制作では、すべての制作物(データベースを含む)にJIS規格の準拠率を向上させるべく努力しております。
公共性のあるホームページ制作では、正しい文法だけでなく、WebコンテンツJIS規格準拠という、相当に厳しいハードルがあることをご認識ください。
サーチエンジンの存在意義は、検索者の目的とするホームページまでスピーディーに到達させることにあります。
しかしながら、昨今のサーチエンジンでは、スポンサーサイトと呼ばれている、「PPC広告」(Googleのアドワーズ広告やYahoo、Msnのオーバーチュア広告を指します)を検索結果の特に目立つところに配置し、必ずしも検索者の意図と一致しないホームページを見せられることがあります。
ホームページの検索に慣れ親しんだ方々は、もちろんPPC広告へのクリック率は低いものですが、やはり検索結果としては歪んだものになっています。
PPC広告とは別に、「ページとの一致」(Yahoo)、「〜の検索結果」(Google)、「Webの検索結果」(Msn)として表示しているものが、各サーチエンジンが持つ独自のアルゴリズム(表示順位の決定理論)をもとに、そのページの重要性や信頼性、検索キーワードとの一致性、また類義性・同義性・近似性を見て総合的に判断して表示しています。
各サーチエンジンでは、これらアルゴリズムをまったく公表しておりませんので、SEOサービスを提供している会社は、独自にリサーチした解析データをもとに、SEOサービスを提供しているに過ぎません。
弊社では、ホームページ制作の準備段階より、お客様に対し業態に適合した「検索キーワード」をご提案申し上げ、ホームページテキスト作成に役立てて頂いております。
特にSEOサービスの提供を受けることなく、サーチエンジンに対する親和性とキーワードの一致性を持った、ホームページ制作ができるということになります。
ホームページ制作では、お客様との緊密な打ち合わせ時間は不可欠です。
弊社のホームページ制作では、ご契約から納品完了後のサポートまで、制作担当のデザイナーと直接に連絡を取り合います。
ほとんどの場合、電話で済むことが多いようですが、基本的に契約後のホームページデザイン、サイト構成については、お客様のもとにデザイナー自身が直接訪問して相談致します。
ホームページ制作にかかわらず、データベース制作、SEOサービスに至るまで、将来的に生じると考えられる紛争を未然に防止するために、きちんとした契約書の取り交わしは「絶対条件」です。
弊社では、契約内容から支払規定、お互いの責任範囲を明確にして、万一の紛争に対応した書面を準備しております。
ホームページ以外の特別な制作物につきましても、「お見積書」と同時に「仕様書」を作成しますので、お互い十分に納得した内容での契約が可能です。
以上、弊社のホームページ制作に対する考え方を簡単に述べさせていただきました。
将来的な、ホームページの更新作業やページの追加など、継続的にお付き合いさせていただけるように「良心的配慮」を第一に心がけております。
平成17年11月7日
株式会社オータムテクノロジー
代表取締役 岡本 洋